「もう最後なんですね…こうして会うのは」
「いつでも会えるさ」
「…あなた、京都まで来るつもりですか」
「嫌か？」
「月に一度はこっちに戻りますから」
「やっぱお前、Ｔ大受けりゃ良かったんだよ」
「無茶言わないでください」
「しかしなんだかんだで楽しかったよなー…。二年の時の球技会覚えてっか？」
「もちろん。ライドウさんのミスプレーは最高でしたね」
「あの時のイビキの顔ったらなかったぜ？
ライドウのやつ、アンコにもしばらくからかわれてたっけな」
「はー… 。ほんとうに、早かった、ですね」
「全くだ。」
「…ゲンマさん」 「んあ？」
「私、この学校に入学して良かったです」
「あなたに会えた」
「…ずいぶん素直に 可愛いこと言うじゃねえの」
「ま、最後ですからね」
「だーかーら、最後じゃねえっつーの！いつでも会いに行ってやるよ、京都に」
「…本気だったんですか？」
「あったりめーだ！」
「大学の単位、大丈夫なんですか…」
「時間割考えて組めばどうにでもなるだろ。
それともなんだ…やっぱイヤか？」
・・・
「 …イヤ、じゃないです 。」
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2006/3/4
学パラde卒業。ハヤテさんは頭良い子だといい…